千葉市緑区K様より外壁塗装工事のご依頼を頂きました。
モルタル壁の劣化、クラック(ひび割れ)や若干の雨漏りを懸念されご相談頂きました。
外壁カバー工法でのご提案もさせて頂きましたが、厚付け塗装仕様でのプランにてご契約を頂きました。
【厚付け鎖骨ローラー仕上げとは】
外壁塗装で厚膜に仕上げる為の特殊なローラーを使った工法です。
具体的には、砂骨ローラー・マスチックローラー・鎖骨ローラー・多孔質ローラーとも呼ばれ
多孔質(小さな穴が開いている)のローラーを使用し粘度の高い塗料を厚く塗布することで、表面に独特
な凸凹模様を付け、耐久性のある仕上がりにする工法です。
【主な具体的なローラーの呼び方と特徴】
・マスチックローラー/鎖骨ローラー:表面に小さい穴が開いた多孔質な形状のローラーで塗料を多く含み
厚膜に仕上げることが出来ます。
・鎖骨ローラー:マスチックローラーの別名であり、同様に多孔質で模様をつけやすいローラーです。
・多孔質ローラー:マスチックローラーや鎖骨ローラーの総称としても使われ、塗料を含みやすく外壁に
凸凹模様を付ける際に使用させます。






※昔(約30年位い前)は9インチ、一斗缶を横に切って番線を通し何万㎡もあるような工場のモルタルリシン壁やマンション店舗なども良く使用ておりました。勿論戸建て住宅にも使用して単層弾性が主流だった時代を思い起こしました。
今は7インチが主流だと思いますが、9インチの重さに比べたら比較的楽に施工がしやすくなったかと思われます。(7インチは一斗缶を横に切らなくても、そのまま縦で使えるので作業性がスムーズです)
外装と屋根に遮熱塗料を施工、内装内壁にも模様を付け遮熱塗料にて断熱効果を向上させるダブル遮熱工法も実際に弊社スーパーハウス(プレハブ)にて実験済みでして、かなりの効果が御座いました。
今年のあの暑さにも耐えられる、美観性と機能性を活かした独自の実験結果だと思います。
近年の猛烈な暑さ、事務所や資材置き場、ショールームなどをスーパーハウス(プレハブ)で営業されている法人様も多いと思います。最近ではコンテナハウスなども流行しており、【室内の温度上昇を防ぐ】という意味では有効的な施工法だと思います。
ご興味がある法人様・個人様、お気軽にお問合せ下さいませ。




K様のモルタル外壁にも鎖骨ローラー工法にて施工させて頂きました。(既存吹付タイル)




【施工前状況】






















【仮設足場設置】




【高圧洗浄】


















【下地調整】


















【軒天塗装】






【下塗り 鎖骨ローラー厚付け工法】






【下塗り2回目ウールローラー】
更に塗り重ね下地を整えます。






【外壁中塗りプレミアムシリコンSR-421】
※門塀も同色にという事でしたので同色にて施工させて頂きました。










【外壁上塗り プレミアムシリコンSR-421】
厚みも増してきれいに仕上がりました!色も気に入って頂けましたので良かったです!(計4工程)












【付帯部塗装】






























【雨戸・戸袋塗装】






【足場解体前確認】






【足場解体後確認】






【施工完了全景】
クラック(ひび割れ)も目立たなくなりまして、きれいに仕上がりました!







【施工前】 【施工後】





K様、この度は大変お世話になりました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
有難うございました。