富里市 BODYSHOP Beat様 折半屋根裏結露防止塗装及び鉄骨梁柱などの塗装工事をご依頼頂きました。
折半屋根裏の断熱材(ぺフ)の剥がれ(劣化)が著しく、どうにかならないかとご相談を頂きました。
【施工前】






ご提案させて頂いたのは、菊水化学工業のケツロナインという塗材でして、結露防止と調湿効果を兼ね備えた水系塗料で鉄部にも塗装できる材料となっております。大型建築物や鉄骨柱などにも使用可能な万能型結露防止塗料です。
ケツロナインは1mmの塗膜厚で600mlの結露水を吸収し、湿度の低い時には放湿する機能を持っています。防カビ性にも優れ様々な下地に対応出来る為、鉄部だけではなくモルタル・コンクリート・施工ボード・ビニールクロスなどにも使用できます。
耐候年数は使用状況や環境によって異なりますが10年~15年程度とされております。(菊水化学工業ケツロナインwebサイトによると、12年~16年とされておりました)
【仕様塗材】




折半屋根断熱材(ぺフ)とは?
内側(屋根裏)に張り付ける断熱材を表します。主に結露の発生を抑えるためにっ使用され、ポリオレフィンフォーム(断熱性・保温性・保冷性に優れている)という素材で作られております。
シート状でスポンジのような見た目をしていて、屋根の形状にフィットしやすい特徴があります。
ぺフが貼り付けられていない場合いには、屋根の内側に水滴が付いてぽたぽたと落下してくる状況も御座います。内部と外部では劣化の進行が全く違うので、外部の屋根に関して言いますと、一般的に5年~10年程度で寿命を迎える事もあるようです。(因みに当社の資材置き場の外部折半屋根はぺフを貼っていませんので、特に冬場の寒い時期は、上からぽたぽたと水滴が無数に落ちてきてしまいます)
紫外線などの影響で経年劣化し、ボロボロになることも懸念されており、そうなりますとメンテナンスを検討せざるを得ない状況となる訳で御座います。
【大きく分けてメンテナンス工事は2種類!】
① 屋根を全て交換
ぺフの劣化が著しい場合や、屋根自体の損傷などがある場合には屋根全体の交換を検討する事も良いでしょう。しかし高額な費用も掛かりますが、根本的な解決策になる事は間違いないと言えるでしょう。
② 結露防止塗装
基本的にぺフの張替えは行えません、仮に張り替えたとしてもまた同じような状況になると思われますので、一般的には結露防止材にて塗装を選択するのが無難な選択肢と言えるでしょう。
その他、鉄骨の劣化も見受けられましたので、同時に鉄骨類の塗装も全て施工させて頂きました。
『ここから施工手順になります』
【ローリングタワー設置及び高圧洗浄】
(高圧トルネード洗浄にて、根こそぎ劣化したぺフと汚れを落としていきます)










【各部ケレン及び養生】


















【折半屋根裏カビフージB施工】


















【鉄骨類エポキシ錆止め施工白】




















【ケツロナイングレー鎖骨ローラー仕様】(中塗り上塗り)


















































【鉄骨部・中塗り上塗り】
















































いつもお世話になっているのでサービス工事で木製ベンチとオイルタンクなども塗装させて頂きました。






























社長も喜んで下さったので、嬉しく思います!♬
施工前の状況とは比べ物にならないくらい、きれいのなりましたね❕
この度も大変お世話になりました。
今後とも宜しくお願い申し上げますm(__)m
ありがとうございました‼
【施工完了全景】











